ゲーム理論とは。

カテゴリ:BtoB

公開日:2020.01.16 最終更新日:2020.10.12
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ゲーム理論をご存知でしょうか。

顧客や競合などの外部環境の中でもお互いの行動が、相手の意思決定に影響し合うような環境での最適解を見つけ出す際に役立つ理論です。

今回はこのゲーム理論についてご紹介します。

ゲーム理論とは。

ゲーム理論は数学者のノイマンによって理論立てられました。

利害関係が異なる複数の人が、ある状況下においてどのような意思決定が最適であるのかを分析するための理論です。

囚人のジレンマ

ゲーム理論を説明するための有名な例として、囚人のジレンマがあります。

囚人のジレンマは、共犯である2人の犯罪者が司法取引を条件に警察に自白を求められ、自白をするべきか、しないべきかという思考実験です。

具体的には、以下のような条件化で話は進んでいきます。

・2人は互いの状況を知ることが出来ない。
・2人とも自白をせずに黙秘すれば、互いに1年の禁固刑。
・2人とも自白すれば、お互いに5年の禁固刑。
・1人が自白して相手を裏切り、もう片方は黙秘すれば、黙秘した方は10年の禁固刑になるが、自白した方は刑を免れる。

以上のような状況下で、2人の囚人は自白と黙秘どちらが最適解なのでしょうか。

結論から言うと、ゲーム理論の枠組みではお互いにとって「自白」が最適解となります。

理由はいたってシンプルで、お互いにとって相手がどちらの行動を取ろうが、自分は「自白」という選択をした方が利得が高くなるためです。

まとめ

ゲーム理論はもともと経済学の分野で発展した学問ですが、最近では一般のビジネスパーソンにも浸透しています。

ゲーム理論を実務レベルに落とし込んだビジネス書も多数販売されているので、興味のある方は是非読んでみてください。


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