SaaSモデルのKPIのARPU(アープ)とは?

カテゴリ:SaaS

公開日:2019.09.17 最終更新日:2021.07.26
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ビジネスを成功させる上で、KPIを設定し現状課題を可視化、分析することは、適切な戦略を打ち出すために必須です。

KPIには様々な指標が有りますが、その中でもSaaSモデルのKPIの一つであるARPU(アープ)をご紹介します。

ARPU(アープ)とは?

あまり聞きなれない言葉ですが、ARPUとは「Average Revenue Per User 」の略で、1ユーザーあたりの平均売上高を表す言葉です。アープと読みます。

SaaSモデルや携帯などの通信業者のように、月額課金式のビジネスモデルのKPIとして有効な指標です。

計算の方法としては、

一定期間内の売上高÷ユーザー数

となります。

ARPU(アープ)に似ている指標

ARPU以外にも、同じような考え方を基にした指標がいくつか存在します。

マネタイズのモデルや収益構造に合わせた指標選びをすると良いでしょう。

ARPPU・・・「Average Revenue Per Paid User」の略です。サービスに課金しているユーザー1人あたりの売上高を表しています。無料プランがあるサービスで、課金しているユーザーのみからの平均売上を指標としたい場合に用います。

AMPU・・・「Average Margin Per User」の略です。これは、ユーザー1人あたりの粗利益の額を表す指標です。アンプと読むこともあります。

ARPA・・・「Average Revenue Per Account」の略です。これは、携帯事業を行うKDDIがこれまで使用していたARPU(アープ)に代わって用いている指標です。1人が1つのデバイスを利用する時代から、複数のデバイスを利用する時代に突入したことを受けて、デバイスごとの平均売上ではなく、1アカウントごとの平均売上を指標とする場合に利用します。アーパと読まれることが多い。

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山路 天音

inglow マーケティングチーム所属。大学卒業後、Web広告専門会社に入社し、Web広告運用・販促計画など、マーケティングとセールス業務に携わる。その後、より幅広いデジタルマーケティングのキャリアを求めてinglowに参画。Google広告やFacebook広告、Instagram広告運用に精通し、機械学習アルゴリズムの活用とユーザー視点の施策提案の両輪でクライアントが求める成果に対しひたむきに向き合う。

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